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エンチャンター三部作

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    エンチャンター ソーサラー スペルブレイカー



    昔…20〜25年前位だろうかゲームブックというものが流行ったんだ。読み進めると選択肢が書いてあり、「Aならば○○番へ、Bならば△△番へ」というように指示に従ってその番号の項目へ読み飛ばすと、物語がどんどん分岐していくというやつだ。

    その中でも異彩を放っていたのがこのエンチャンター3部作だ。

    JUGEMテーマ:ゲームブック




    下級魔法使いカールの物語で、彼が体験する不思議極まりない世界での冒険を描いた作品なのだが、最大の特徴はそのシステムにある。このシステムを考えた作者は天才なんじゃないかと思う。

    ポイントその1「魔法を見付ける」
    下級魔法使いであるカールは最初、魔法をほとんど使えない。しかし、読み進めていくうち次第に多くの魔法を見付けることができて主人公の成長を体感できる。

    「おお、今日はこんなに魔法をゲットしたか〜」と実感できるわけだ。

    ポイントその2「魔法を使う」
    これが最大の特徴だろ。
    たとえば、現在ゲットしてる魔法の中から「水の呪文を使を使おう!」と思ったら、通常はあらかじめ文中に書いてあって、「もし使う場合は、○○番に、使わなければ△△番に」って感じで分岐させられるのものだ。

    当時ほとんどのゲームブックはこうなっていたんじゃないかと思う。

    が、このシリーズは違う!

    使いたい場面で使いたい魔法を自由に使えてしまうんだ!
    最初はなんだか難しそうなシステムかな?とも思ったがやってみると簡単!使い方は割愛するが、今でもそのシステムには感動すること間違いなしだ!

    三部作と書いたが、正確には「エンチャンター」、「ソーサラー」、「スペルブレイカー」の三冊からそう呼ばれる。

    元々は昔のパソコン用テキストアドベンチャーが元らしいが当時そんな事は知らずに買いあさってた。
    有名どころでは「ゾーク」なんかもあるが、実はこのエンチャンター3部作はこのゾークのシリーズとして開発されていたものらしい。

    現に作中、ゾークの主人公らしい人物と遭遇することもある。ちなみにゾーク三部作も同じINFOCOM社から発売されてるし、機会があったらそちらもどうぞ。プレステでリメイクもされてる。

    このINFOCOMのアドベンチャーノベルスシリーズは当時ほとんど持ってた。はまるキッカケはこのエンチャンター3部作だろうな。スゲー面白かった!

    しかし、現在は絶版しているため、入手が困難となっている。

    入手しようと思ったら中古で買うしかない。ちなみにときどきブックオフなんかで探してみるけど見付けたためしがない。

    しかし、その完成度はまさに逸品というべき至高の本なのだ。
    その後のアドベンチャーノベルスシリーズにも多大な影響を与えたこの作品は一見の価値ありである!


    アドベンチャーノベルシリーズが廃れた原因は後に発売された「ロマンシア」のせいだと個人的には思っている。

    なんとバグがあってクリアできない!
    そう!ゲームブックにもバグがあったのだ!やられた!

    当時バグなんて想像の外だったからクリアできない理由が理解できなかった。あきらめかけたとき、何気に開いたページにその手詰まりになったシーンの続きと思われるシーンがっ…!読み進めるとあっけなくエンディングが…。

    ふざけるな!

    はっきりいって俺もこの「ロマンシア」でアドベンチャーノベルスを挫折しそうになった。

    これは間違いなく…珍品だな。




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